誰かに伝えたいことはありますか。誰かに知ってほしいことや、一緒に考えてほしいことはどうでしょう。文教大学付属小学校の子どもたちはみな、それぞれにもっています。

けれども、むやみやたらにそれを表現しても、思うようにはいきません。話し方や立ち振る舞いに気を付ける必要があります。説得力をもたせたり、相手に伝わる構成を工夫したりすることも。相手に思いを届けるためには、気持ちだけではなく、技術も必要です。校内弁論大会の取り組みは、本校でそれらを学ぶ機会となっているのです。

　SNSの発達により、自分の考えを発信することが容易になっています。だからこそ、じっくりと内容を考え、言葉を磨いて臨む弁論という形が生きてくるのです。相手に伝えるための表現方法として、弁論を選んでみませんか？